節分を前に2日夜、長崎市で伝統行事「モットモ」が行われました。
顔を黒く塗った「モットモ爺」の姿を見て子供たちは大声で泣いていました。
「モットモ!」
長崎市の手熊地区で古くから伝わる節分の伝統行事「モットモ」です。
「年男」と「福娘」それに顔を真っ黒に塗りみのをまとった「モットモ爺」が3人1組で家々を回ります。
2日は午後7時過ぎから始まり、5組が町内を巡って福を呼び込みました。
独特な掛け声には「福が来るのはもっともだ」という意味が込められていて、足を激しく踏み鳴らして床下の鬼まで追い払います。
その姿に驚くのは子供たち
泣けば泣くほど福が舞い込むといわれているため、モットモ爺は全力で怖がらせます。
2015年には国の無形民族文化財に選ばれましたが、担い手不足が課題です。
モットモ爺3回目の吉田正樹さん
「例年と比べて変わらないくらい(子どもたちが)泣いてくれたのでは」
「続けていきたい気持ちはあるが若い人たちがいなくなってきている」
モットモ爺たちは約1時間半かけて100軒以上をまわり、町内に多くの福を招き入れました。