鳥取県の平井知事を名をかたる偽メールが、県庁の複数の部署の職員に送られていることがわかりました。
県は、詐欺など犯罪の足がかりとなる可能性があるとして、職員や県民に注意を促しています。
メールの文面:
「平井伸治と申します。今、会社にいらっしゃいますか」
鳥取県庁の複数の部署に届いたメール。
文末には知事の名前と同じ「平井伸治」の文字、送信元にも同じ名前がありますが、よく見ると…@マークのあとのドメイン名は鳥取県のものではありません。
鳥取県によりますと、こうした知事の名を騙る偽メールが1月5日から2月2日朝までに県庁内の30を超える部署であわせて93件確認されたということです。
偽メールは、職員の出勤状況の確認や、業務上の都合とうたってLINEグループへの加入を指示する内容で、県は情報漏洩や詐欺など犯罪の足がかりになる可能性があるとして、職員に対し、受信した場合、すぐ削除するよう注意を促しました。
これまでに、こうしたメールが詐欺被害などにつながった事例は確認されていないということです。
自身の名をかたった悪質なメールについて平井知事は「ネット社会につけ込んだ偽メールに憤りを感じる。こういう事象が相次いでおり、国やプロバイダーなど有効な対策が必要ではないか」とコメントしています。
県は、県庁職員以外にも送信されている可能性があることから、知事や県職員の名を騙る不審メールを開かず削除するよう県民にも呼びかけています。