まちのキニナル話題を深掘りする、『キニナル!』
ブルーシートで覆った家。立山町のある場所ではこうした家がいくつもあるんです。
そのワケを調べてきました。
立山町芦峅寺。
*島田アナ
「車庫の前をカーテンのようにブルーシートが掛けられている」
アルペンルートに通じる県道。
この地区にある約3分の1の住宅でガレージにブルーシートがかけられているんです。そのワケとは・・・?
*島田アナ
「富山テレビですけど、このへんブルーシートがいっぱいありません?車庫のところに」
*男性
「雪が降ったら融雪装置が作動し車の走行によって水がはねる。車庫の車に張り付いて凍るのでそれを予防するため」
芦峅地区の住民が冬場にブルーシートをガレージにかける理由、それは融雪装置です。
融雪が完備された10年ほど前から、シートをかける家が、一気に増えたそうです。
*島田アナ
「シャッターを閉めているのに、カーテンもするんですね。」
*男性
「凍ってシャッターが開かなくなる」
そして、別の理由もありました。
*男性
「アスファルトに塩化カリウムまくでしょ。それがかかると車が真っ白になる。ブルーシートを掛けないとシャッターが錆びて凍ってしまう」
県内有数の豪雪地帯ならではの対応。と思いきや、海沿いの地域でも同じような家があったんです。
射水市海老江に加え、富山市四方でも家の外壁をシートで囲った家を見つけました。
*男性
「この地区の地下水は鉄分を含んでいる。車が通ると外壁に水がかかる」
理由はやはり融雪装置。
富山市の調べではこの地区の地下水は鉄分の濃度が高いのが特徴。ひと冬で道路や外壁が一気に錆びたような赤茶色になるといいます。
*男性
「県に鉄分がいやだから何とかしてくれと言ったけど、融雪をやめるしかない。やめた場合は、除雪をしなければならない。だから仕方ない。防御のために」
富山で欠かせない融雪装置。ありがたい反面、住民の苦労もありました。
射水市海老江のお宅では白壁がひと冬で真っ茶色に汚れるので、そのたびに塗り替えをしていたそうですが、最近はブルーシートで覆うことにしたそうです。
私たちにできることは、融雪装置の水が、なるべくはねないよう、スピードやマナーを守ることだと思いました。