イランの異なる州でそれぞれ爆発が起き、合わせて少なくとも20人が死傷しました。イラン国内ではガス爆発と伝えられていますが、アメリカがイランに軍事的な圧力を強めているなか、当局が国内情勢に神経をとがらせています。
イランのメディアなどによりますと、南部ホルムズガン州の州都バンダルアッバースにある高層住宅で1月31日、爆発が起き、1人が死亡、14人が負傷しました。
アメリカのトランプ政権との緊張が高まる中、SNS上ではイラン当局を狙った爆発との見方が出回りましたが、イラン革命防衛隊は「司令官が暗殺されたとするソーシャルメディア上の情報は虚偽である」として外部からの攻撃を否定しました。
またロイター通信によりますと、イスラエル当局も関与を否定したということです。
爆発の原因について消防当局の話としてガス漏れだと伝えています。
同じ1月31日に、南西部フゼスタン州の州都アフファズでも住宅爆発が起き、少なくとも5人が死傷しました。地元メディアはガス漏れによる爆発と伝えています。
イランをめぐっては年末年始にかけて大規模な反政府デモが起き多くの死傷者が出たほか、トランプ政権が核開発交渉に応じるよう軍事的な圧力を強めていて、イラン当局が国内情勢に神経をとがらせています。