仙台市の老舗タクシー業者、宮城タクシーが1月26日、事業を停止し、27日、仙台地裁に自己破産を申請し、破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクが明らかにした。

宮城タクシーは1953年創業。
50台以上のタクシーを保有し、仙台市内を中心にタクシー事業を手がけるほか、仙台市中心部と仙台国際空港を結ぶ定額運賃のタクシーなどを運行していた。

一時は秋保温泉でホテル事業も手がけ、1993年3月期には年収入高約15億4600万円を計上した。

2002年に事業環境の悪化を理由にホテル事業から撤退。
タクシー事業も利用者の減少や同業他社との競争の激化から業績が悪化していた。

さらにコロナ禍で利用者が大幅に減少し、2021年3月期の年収入高は約1億8700万円に落ち込み、大幅な赤字を計上。
人手不足から車両の稼働率も低下し、債務超過に陥っていた。

さらに、社会保険料の滞納もあり、資金繰りが限界に達したことから、2026年1月26日に事業を停止した。

負債は2025年3月期末時点で約2億3500万円。

仙台放送
仙台放送

宮城の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。