長野地方気象台によりますと、長野県では、24日朝から25日にかけて、北部の山沿いと中野飯山地域、上田地域の菅平周辺、木曽地域を中心に大雪となる所がある見込みだということです。上空の寒気が予想以上に強まった場合や、雪雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雪となる地域が拡大する可能性があるということです。岸本慎太郎気象予報士が大雪の原因と雪の強まる時間帯を解説します。

■週末、「警報級の大雪」の恐れ

ーー土日の天気は?

岸本気象予報士:

あす24日土曜日は全県で雪。25日日曜日は北部を中心に大雪となりそうです。

降雪量は22日までの雪よりも多く、さらに広範囲に及びそうです。北部では「警報級の大雪」となる恐れもあります。

■大雪の原因は「JPCZ」

ーー大雪の原因は?

岸本気象予報士:

ズバリ「JPCZ」です。最近よく聞くという人もいるかもしれません。「JPCZ」とは何か、解説します。

強い寒波がやってきている時、日本付近は冬型の気圧配置となって、大陸から北西の風が吹きます。この風は、朝鮮半島の付け根あたりにある山脈をよけるように吹いて、日本海で合流します。その合流地点が「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」です。

ここは雪雲が発達しやすく、風下の地域に大雪を降らせるのです。上空の風向きによって「JPCZ」の影響を受けるエリアは異なり、普段あまり雪の降らない沿岸部や内陸の平地などにも大雪をもたらす場合があるので、要注意です。

この土日は、「JPCZ」が南下してきて、県内にも大雪を降らせる予想です。

■雪の強まる時間帯は

ーー降り方の予想は?

岸本気象予報士:

雪の強まる時間は、2回あります。1回目は、あす24日昼過ぎから夕方にかけて。全県で雪が強まり、木曽地域や大北地域など県の西側の山沿いで特に警戒が必要です。2回目は、あす24日夜遅くからあさって25日朝。

「JPCZ」が通過し、風向きが北に変わるので、北部や東信地方ではこのタイミングで最も強い雪となります。

広範囲に影響が及んで、交通障害などが起きる恐れもあります。不要不急の外出は避けたほうが良いでしょう。

週明け26日月曜日以降、雪は落ち着きますが、寒気はまだ居座って、寒さは続きます。

体調を崩さないよう、くれぐれもお気を付けください。

長野放送
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