子育て世代や忙しい家庭の手助けになればと、“温めるだけ”の暮らしに寄り添う商品を島根県松江市のコーヒー店が開発・販売しています。
商品には、店で働く女性従業員の声が反映されていました。
2025年3月にオープンした松江市のコーヒー店「MATAHARI COFFEE(マタハリ コーヒー)」。
厳選した豆を自家焙煎、豆ごとに挽き方やいれ方を変えるこだわりのコーヒーが人気です。
そのコーヒーと並んで人気なのが、特製のカレーです。
その名も「辛くないスパイスチキンカレー」。
辛みのあるスパイスをあえて抜いて、辛い物が苦手な人もカレーの風味を楽しめます。
2025年12月から冷凍パウチ食品として、テイクアウトやネットショップで販売しています。
MATAHARI COFFEE・寺本大吾さん:
「10種類以上のスパイスをブレンドして使っている。一番のこだわりは調味料ですね。オイルと塩しか基本使っていないんですけど、脂っこくないカレー」
保存料や添加物も極力使いません。
この冷凍カレーを発案したのはコーヒーを入れるプロ、この店のバリスタ、板岡奈央子さん。
家庭では、中1と小4、2人の子どものお母さんです。
MATAHARI COFFEE・板岡奈央子さん:
「子育てをしながら仕事を楽しく一生懸命働かせてもらう中で、時間はないけど、自分のわが子にちょっとでも栄養があって、安心できておいしく食べられるものを食べさせたい」
板岡さんはヨガの講師としても活動。
夫は県外へ単身赴任中で、仕事に子育てにと忙しい毎日です。
食と健康に関わる仕事をする中で、「手軽だけどおいしく安心できる食事」があれば子育て家庭の助けになるのではと、この冷凍カレーを思いつきました。
「辛くないカレー」なら小さな子どもも食べられます。
MATAHARI COFFEE・寺本大吾さん:
「今回、板岡さんが女性目線で(開発)、すごく働き者なので働くお母さんの助けになるといいなというのが一つのきっかけ」
冷凍カレーには、人気メニューだった鶏胸肉の麻婆キーマカレーもラインナップ。
10種類のスパイスと中国のスパイス・花椒を使って、しびれる辛さですが、鰹出汁の旨みで全体をまとめ、毎日でも食べたくなる味わいに仕上げました。
MATAHARI COFFEE・板岡奈央子さん:
「1日3食が365日止まることなく続いていくものなので、それをほんの少しでも楽できる、それがかつ、安心で家族のために、そしてご自身のためになるという意味で役に立てたらうれしいなと思う」
“温めるだけ”で安心できる食事に。
働くお母さんの声から生まれた冷凍カレーには、子育てをがんばる仲間へのエールが込められていました。