秋田県内では2025年、クマの異常出没が相次ぎました。クマによる被害対策や課題を共有しようと21日、環境省の青山繁晴副大臣が秋田県庁を訪れ、被害防止に向けてさらなる財政支援をする考えを示しました。

青山副大臣は、秋田市内で緊急銃猟が行われた現場などを視察した後、秋田県との意見交換に臨みました。

2025年、秋田県内ではクマの目撃件数が1万件以上に上るなど大幅に増加したほか、市街地などでもクマに襲われて4人が亡くなり、63人がけがをしました。

21日は鈴木健太知事が、緊急銃猟を行うための交付金の予算を確保することや、自治体の職員が銃猟を行う「ガバメントハンター」の育成に向けた環境整備などを盛り込んだ要望書を青山副大臣に手渡しました。

鈴木知事:
「まず一つはガバメントハンターの確保について、市町村長と意見交換をしながら、人口規模の小さいところはすごく負担が大きいので、さらなる財政支援を様々な面でお願いしたい」

青山繁晴環境副大臣:
「クマ対策に限って、環境省の予算では、今年度の補正予算と2026年度の本予算で96億円を計上した。私の責任として申したが、これで足りるとは思っていない。2026年度の補正予算を組むときが来るから、そのときにお金が出るようにすると申し上げた」

意見交換では、クマの人身被害防止に向けて今後、国と県が協力していくことを確認しました。

秋田テレビ
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