1月15日は各地で小正月の伝統行事が行われています。高く雪が降り積もった新潟県十日町市松之山地区では『むこ投げ・すみ塗り』が行われました。
【長谷川珠子アナウンサー】
「今日の主役は幸せオーラ漂う3組の新婚の夫婦。地域一丸となって夫婦の門出を祝います」
1月15日、祝福ムードに包まれる中、始まった『むこ投げ・すみ塗り』。
300年以上の歴史がある松之山地区の小正月の伝統行事で新婚夫婦への祝福を込めて毎年行われています。
今年選ばれたのは、妻が十日町市出身の太田拓海さん・今日子さん夫婦。
【太田今日子さん】
「太陽のような笑顔がトレードマークなので、この笑顔で宙に舞ってほしい」
ともに十日町市出身の村山丈さん・二矢さん夫婦。
【村山丈さん】
「300年続くむこ投げの歴史で一番飛ぶくらいの勢いで飛ばしてほしい」
そして、ともに十日町市出身で3組の中で唯一現在も地元に住んでいるのが…
【俵山舜平さん・萌香さん】
「俵山舜平、消防士をしています。宮澤萌香。あ、間違えた。俵山萌香、地元のラジオ局で勤めています」
入籍からわずか1カ月。まだ新しい名字に慣れず、初々しい雰囲気の俵山舜平さん・萌香さん夫婦。
夫・舜平さんの猛アプローチでお付き合いに至ったということで、その時の気持ちを思い出してむこ投げに挑みます。
【俵山舜平さん】
「誰よりも激しく熱く飛び込みたい」
【俵山萌香さん】
「雪より深い愛で受け止めたい」
3人の夫は担ぎ手によってむこ投げ会場へと運ばれます。
【長谷川珠子アナウンサー】
「14日夕方から降った雪でむこ投げ会場にはふわふわのやわらかい雪が積もりました。いまから約5mの高さから花婿が宙を舞います」
多くの人が今か今かとその瞬間を待つ中…太田さんが真っ白な雪の上に勢いよく投げられ、妻・今日子さんの元まで転がります。
そして、俵山さんも華麗に宙を舞い、妻・萌香さんと熱い抱擁で絆を確かめ合いました。
「最高です!」
円満な家庭を築けること願い高く飛んだ新婚夫婦たち。
【村山丈さん】
「これまでで最速だったと思う」
【村山二矢さん】
「小さな幸せを見逃さないように、大切にしていきながら2人で生活していきたい」
最後は地域の人みんなですみ塗りを行い、1年の平穏を願います。
【俵山舜平さん】
「(Q黒くなっているの見てどう?)かわいい」
【俵山萌香さん】
「黒くなっても男前」
【俵山舜平さん】
「明るく笑顔が絶えない家庭にしたい」
【俵山萌香さん】
「夫婦円満で頑張りたい」
投げられ、塗られ、笑い合い、今年も夫婦の絆、そして地域のつながりが深まったようです。