栃木・真岡市にある和菓子店で販売されているカステラ。
表面がこんがり焼き上がり、ふっくらとしたカステラの中に埋め込まれていたのは、練り切りあんで1羽ずつ手作りされたヒヨコたち。
御菓子司 紅谷三宅 店主・三宅正晃さん:
1個2グラムのとても小さいひよこを埋め込むんですけど、一個一個手作りで安心して食べられるのがポイント。たまに当たりでニワトリ入っています。(一斤は)月200本ぐらい、小さいものだと月500個ほど売れている。そもそも手作りで数に限界あるので…。
商品は、その名も「訳ありカステラ」。
なぜ訳ありなのでしょうか?
御菓子司 紅谷三宅 店主・三宅正晃さん:
カステラを始めたのが2年前。物価高騰とか始まりまして、卵、小麦。もともとカステラそんな力を入れている商品ではなく、どうしたら生き残れるか考えた時、“訳あり”の商品が売れている傾向。訳の意味が真逆だったらどうなんだろうというところから、中にひよこを埋め込むスタイルになった。
店の看板商品「練り切り」に続く人気商品となりグッズも登場しました。
御菓子司 紅谷三宅 店主・三宅正晃さん:
もともとディスプレーとして置いていたもの。お客さまから「売り物じゃないの?」「ほしいな」という声が多く販売へ。
本物そっくりに作られた食品サンプルのキーホルダーは、1つ1つ職人の手作りだといいます。
重さ77グラムほどある存在感抜群のキーホルダー。
オンラインでは売り切れ続出の人気ぶりで、最近では困った問題が起きているといいます。
御菓子司 紅谷三宅 店主・三宅正晃さん:
転売が見えまして。違うかな、私たちが求めているものと。(フリマ)サイトだと6000円~1万円以上。去年から結構売り切れているのを見る。
1つ3860円の商品が倍以上の値段で取引されているというのです。
御菓子司 紅谷三宅 店主・三宅正晃さん:
怒っているっていうのはなくて、どちらかといえば悲しい。喜ばせたいという思いで作り、販売して、お手元に届けるのを繰り返していた。私たち自身、楽しくないし、届かなかった人はもっとつらい気持ち。少しでもいいのでくみ取っていただきたい。
店主はホームページで注意を呼びかけていて、より多くの人に届けられるようにしたいとしています。