サッカーJ1のアビスパ福岡は14日、契約を解消した金明輝(きん・みょんひ)前監督によるコンプライアンス違反の内容を公表し、一連の責任を取って結城耕造社長が辞任することを明らかにしました。
アビスパ福岡は金前監督についてコンプライアンスに抵触する行為が確認されたとして5日に契約解消を発表していましたが、その詳しい内容は明らかにしていませんでした。
16日に発表した報告によると3つのコンプライアンス違反が確認されたということです。
多数のスタッフがいる前でスタッフの業務能力を揶揄したり精神的に追い込んだりする発言を繰り返したほか、去年11月にはグラウンドで選手やスタッフがいる中で、周囲が危機感や不安を覚えるほどの剣幕で特定のスタッフを叱責したりしました。
さらに、本来の業務ではない仕事を強要し、その遂行が不十分だとして周囲が見える状態で中で強く叱責する行為もあったということです。
一連の行為について、暴力行為は確認されなかったものの、アビスパは監督契約を継続することは適切ではないと判断し、合意解約に至ったとしています。
またアビスパは管理責任を明確にするため、31日付で結城社長が辞任することを明らかにしました。
アビスパは再発防止策のため、専門家をメンバーとするコンプライアンス対策室を新設し、クラブハウス内にカメラを設置するなどの対策を検討しています。