国産は希少になっている「あんず」。「あんず」などの加工・販売を行う店舗が福島市飯坂町にオープンした。

■国産あんずを扱う加工販売店
福島市飯坂町に1月13日オープンした「アクア農園のお店あくあシロップ」。この店では、県産の果物を加工したジャムやドライフルーツなど、6次化商品の製造や販売を行っている。
来店客は「あんずシロップ味見したら美味しかったのでこちらを買いました。すごくさっぱりした味でしたね。寒いからお湯で割ってのんでくださいと言われました(笑)」と話す。

■異業種から参入
店をオープンさせたのは、看板業という異業種から特別な思いで取り組むことを決断した佐藤玲子さん。アクア農園のお店あくあシロップ店主・佐藤玲子さんは「実家の桃の木を伐採した時に桃の年輪から樹液が流れていて木が泣いているように見えて、樹木を伐採するということに非常に胸が傷んで」という。

■実家のサクランボ畑を継承
農業の担い手不足を受け、実家のサクランボ畑を引き継ぐことを決めた佐藤さんは、5年前に後継者を探していた100年以上続く国見町の農家のあんず畑も継承した。
現在、流通しているあんずのほとんどが海外産という中で、貴重な国産のあんずを取り扱っていきたいという思いもあった。「酸味と香りが全然違うので、これは在来品種特有のおいしさだと感じています」と話す。

■国見町産のあんずを加工
国見町産のあんずを加工したシロップやドライフルーツなどが、この店のイチオシ商品だ。佐藤さんは「立地的に飯坂温泉ということでお客の方もたくさん訪れていらっしゃるので、観光客の方に福島の大地で育った美味しい果物をお届けすることができればなと。福島の農業というものを未来に繋げればと考えております」と語った。

あくあシロップの営業日は毎週水、金、土曜日だが、17日までは毎日営業するということだ。(※営業時間は午前10時~午後3時)

福島テレビ
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