ウクライナ侵攻が始まってから2月で4年。隣国・ポーランドで支援を続ける長野県千曲市出身の男性が一時帰国し、子どもたちに現状を伝えました。

坂本龍太朗さん:
「ウクライナの子どもたちは、あした、あさって生きているか分かりません」

長野市の山王小学校でウクライナの現状を話すのは、千曲市出身の坂本龍太朗さんです。

2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻。2月で4年となりますが、戦火は続き、終結の見通しは立っていません。

隣国・ポーランドで日本語学校を運営する坂本さんは侵攻直後から避難民の受け入れや、救援物資を届ける活動を続けています。

坂本龍太朗さん:
「支援を必要とする障がい者・孤児は増える一方だけど、国際的な支援は減る一方という矛盾と私たちは常に戦っている状況」

先日、一時帰国した坂本さんは現状を伝えたいと各地で講演会を開いています。

坂本龍太朗さん:
「ミサイルが落ちて窓が割れた学校がリビウというところにあります。みんなに話を聞くだけじゃなくて触ってもらいたいものがあります」

児童に手渡したのはミサイルの破片。子どもたちの顔ほどの大きさがあり、断面は非常に鋭利です。

ウクライナではミサイルの破片がいたるところに落ちています。

児童:
「重かった。死んじゃいそうで怖い」

講演を終えて―。

児童:
「支援とかは難しいけど、ウクライナが大変だということは、自分の心に刻みたいと思った」
「ウクライナへの募金があれば協力したいなと思いました」

坂本龍太朗さん:
「同じくらいの子どもたちが、どういった生活をしているのかを知ってもらうことで考えるきっかけにしてほしくて小学校を回っている。想像してもらって、その世界に今から子どもたちがどう立ち向かっていくのか、それは私の課題ではなくて子どもたちの課題なので、子どもたち一人一人に考えてほしい」

長野放送
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