林総務大臣は9日から10日にかけて宮城県を訪問しました。
塩竈市では、東日本大震災で地震や津波による浸水で放送設備に大きな被害を受けながらも放送を続けたケーブルテレビ局を視察し、当時の状況や、その後の復興推進だけでなく、震災の記憶を風化させないための取り組みなどの説明を受けました。
また、ほかの東北各地のケーブルテレビ局とも、東日本大震災をふまえた大規模災害時の放送対応や、地域情報や地域独特のコンテンツの積極的な発信などについて意見交換しました。
続いて訪れた登米市では、防災無線の代わりとしての役割も担っているコミュニティFM放送局を視察し、林大臣は、視察だけでなく番組出演のためスタジオに入り収録を行いました。
林大臣は記者会見で「災害情報をはじめとして、信頼性が高い、信頼関係があるということが情報の発信主体として非常に重要であるということを改めて感じた」と述べたうえで「こうした重要な役割が引き続き果たされるよう、放送ネットワークの災害対策強化や強靱化対策の取り組みを通じ放送局を支援していきたい」と強調しました。
このほか林大臣は、仙台市内で実証実験が行われている自動運転のバスに乗り、山間地でも通信が途絶えないよう、複数のキャリアで回線を切り替えたり、衛星を利用するなどする様子や、積雪、路面の凍結への対応などを視察しました。
また、仙台市の消防局では救急現場での統計データ活用の状況説明を受けたほか、仙台中央郵便局では、地域の郵便局長らと郵便局の地域貢献の取り組みについて意見交換を行いました。
