学校内で生徒が別の生徒に暴行している動画がSNS上で拡散された問題で、大分市教育委員会は、9日会見を開き大分市立の中学校で撮影されたものだと説明し被害生徒などに対し謝罪しました。
「いじめ」かどうかについてはこれから精査していくとしています。
◆大分市教育委員会 粟井明彦教育長
「大分市立中学校における生徒間暴力がSNS上にアップロードされるという事案が発生した。被害にあった生徒、関係者の皆様に対して深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」
こちらがSNS上で拡散された動画です。
全部で1分ほどあり、この前後のシーンには生徒が殴る蹴るなどの暴行を加える様子が映っています。
大分市教育委員会は9日午後会見を開き、動画は2025年7月、大分市立の中学校の校舎内で授業の間の休憩時間に生徒が教育用のタブレットで撮影し、自分のスマートフォンに転送したものだと説明しました。SNSに投稿された経緯は確認中としています。
市教委は8日から学校と連携し加害生徒と被害生徒などから聞き取りを行っていて、加害生徒は暴力行為を認めているということです。また、この動画のほかにも、加害生徒が別の生徒に暴力をふるう2本の動画がSNS上に新たに投稿されていて調査を進めているということです。
一方、今回の行為が「いじめ」にあたるかどうかはこれから精査していくとしています。
◆大分市教育委員会 粟井明彦教育長
「暴力行為はいかなる理由があっても認められない絶対に許されない行為。まず被害生徒の心のケアを最優先に取り組み、関係生徒に対しては自らの起こした行為の重大さを深く反省し、二度と繰り返さないよう関係機関と連携し指導を徹底していく」
学校は、10日、保護者説明会を開くほか市教委は、13日に臨時の校長会を行うとしています。
当該の中学校は全校生徒に対し、いじめに関するアンケ―トを実施したほか、臨床心理士が派遣されているということです。警察も引き続き中学校の関係者や当事者から聞き取りを行うなどして事実確認を進めているということです。