見る人の心も熱くする。福島県柳津町で1月7日行われた伝統の七日堂裸詣り(なのかどうはだかまいり)。今年も福を授かろうと男たちが綱をよじ登った。

柳津町・福満虚空蔵菩薩(ふくまんこくぞうぼさつ)圓蔵寺(えんぞうじ)。午後8時半、走ってくる男たち。「わっしょい、わっしょい」
鐘の音が、はじまりの合図。下帯姿の男たちが身体を清め、本堂へと向かう。
千年以上続く、伝統の奇祭・七日堂裸詣り。目指すは、本堂にある大鰐口。たどりつくと福と知恵を授かるといわれている。

今年裸詣りに参加した人は約190人。県外はもちろん、海外からも参加する人が増えている。大学4年生の塚本幸太郎さん、覚悟を滲ませる。塚本さんは「宮大工にいくので、それでお寺繋がりじゃないですけど、そういった仏閣つながりで参加しようと決めた面もあります。目標はやっぱ登りきるっていうのが第一」と意気込む。

吊るされた綱は約5m。他の参加者と協力しながら、塚本さんも大鰐口にたどりついた。「初めて宮大工という業界に入るのでしっかりすべて吸収ししっかり成長できるように意識して頑張りたいと思います」と塚本さんは話した。

それぞれの願いを胸に大鰐口を目指す。参加者は「さらに飛躍して頑張りたいと思って今年も一生懸命頑張らします。ありがとうございました。ああ寒い舌が回らない」と話す。
観客は「(これまで)写真とかでみてたんですけど、それより凄かったです」「主人と子どもがでてるので応援に。勢いに負けちゃいます(笑)」と話した。

伝統の奇祭七日堂裸詣り。本堂は夜遅くまで歓声と熱気に包まれていた。

福島テレビ
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