正月休みが明けてから4日経ちました。

この時期起きる体調不良、実は正月病かもしれません。

その症状と対策を取材しました。

8日は多くの小中学校で冬休みが明け、3学期がスタート。

元気に登校する子どもたちの姿が各地で見られました。

宮城・仙台市の小学校では、児童が冬休みの思い出や2026年の目標などについて話しました。

児童からは「サッカーをいっぱいできて、うれしかった」「おととい、流れ星を見た」「かけ算とかがちょっと苦手なので、ちょっと進めてみたい」といった声が聞かれました。

鹿児島県内でも、ほとんどの小学校で8日に始業式が行われました。

6年生:
6年間一緒に過ごしてきた友達と、そして下級生と楽しい思い出をつくりたい。

冬休み明けの児童は、教室を掃除してフレッシュな気持ちで3学期を迎えていました。

児童は「足し算と引き算とか、漢字とかを頑張りたい」と話しました。

同じく冬休み明けとなった東京都内で8日朝、ちゃんと起きられたか子どもたちに聞いたところ、「どうしても学校行きたいから、寒くても布団入りながら起きてた」「起きてたんだけど、布団から離れなかった気持ち」「7時10分くらいに起きて慌てました。(Q.本当は何時に起きようとしていた?)6時半くらい。きのう寝るのがちょっと遅かった」「起こしてもらいました」「もう少し寝たかった」といった声があがりました。

年末年始をはさんだ長い休みが明けた今、東京都内のクリニックでは、ある症状を訴える人が増えていました。

院長:
夜は早く寝られています?

患者:
なんとなく起きている。

院長:
(生活の)リズムが乱れた?

患者:
そうですね。

院長:
この体のキレが悪い、だるいという感じはひょっとすると、いわゆる“正月病”みたいなものかも。

院長が指摘したのは「正月病」。

患者本人に話を聞くと“生活リズム”の乱れを口にしました。

患者:
家にいる時間が長いから運動不足とか、夜更かししたり(生活の)リズムが遅寝遅起きというか、(生活の)リズムは狂います。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
「正月病」というのは、具体的にはまず頭が重い感じがするとか、肩や首のコリ、それからおなかの不調、吐き気や食欲不振、こういった自律神経を介した心や体の乱れとなって起こってくる症状。

“五月病”ならぬ“正月病”。

ゴールデンウィーク明けにかかりがちな五月病とは何が違うのでしょうか。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
五月病に類似してくるものの、五月病プラスアルファの“冷え”も加わってくるので注意が必要。特にここ数日間は冷えと乾燥が進んでいるので。

また「五月病」は学生や働き盛りの若年層に多く見られますが、「正月病」はどの年齢層がなってもおかしくないといいます。

そんな「正月病」に対策はあるのでしょうか。

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
ウルトラCみたいな薬があるわけではないが、朝日を適切な時間帯に浴びるということが、体のストレス緩和、幸せホルモン・セロトニンの構成に関わる。遅くとも8時に起きていつもの生活に数日かけて戻していくということが大事。

一方、産業カウンセラーの渡部さんは、正月病の克服に向け、ひとつの「合言葉」を推奨しています。

産業カウンセラー・渡部卓さん:
よく“幸せのはひふへほ”という言葉を紹介しているが、はひふへほのはは“半分でいい”。ひは“人並みでいい”。ふは“普通でいい”。へは“平凡でいい”。ほは“ほどほどでいい”という言葉なんですが、なかなか今難しい時代の中で、“半分・人並み・平凡”って考えてみると難しいこと。幸せのはひふへほを参考にしていただけるといいかと思う。