アメリカのトランプ大統領は3日、ベネズエラに対して大規模な軍事攻撃を実施、マドゥロ大統領夫妻を拘束し、国外に移送したと発表しました。
ベネズエラの首都カラカス周辺で3日未明、軍事施設など少なくとも7カ所で空爆があり、各地で火の手が上がり、広い範囲で停電が発生しました。
首都にある空軍基地や通信施設が攻撃されたとみられ、SNSではヘリコプターが市内上空を飛び交う映像などが拡散されました。
ベネズエラ政府は「アメリカの現政権による極めて深刻な軍事的侵略で国連憲章違反」だとして、「断固拒絶し強く非難する」との声明を発表しました。
トランプ政権はこれまで、マドゥロ大統領が麻薬の密輸に関わっていると断定し、密輸船とする船を攻撃して100人以上を殺害するなど、軍事的圧力を強めていました。
ベネズエラの国営テレビはロドリゲス副大統領のメッセージを伝え、「大統領夫妻の行方は分からない。2人が生存しているとの証明を要求する」としています。
アメリカのボンディ司法長官は先ほど、マドゥロ大統領と夫人が麻薬密売を共謀した罪などでニューヨーク州南部の連邦地裁で起訴されたと発表しました。
今回の軍事作戦について、トランプ大統領は日本時間4日午前1時から記者会見を行う予定です。