杉本前知事の辞職に伴い1月に行われる福井県知事選挙に、福井市出身の元外務省職員・石田嵩人氏(35)が25日、出馬を表明しました。
「知事選挙は恩返しへのチャンス。福井県民としての自信と誇りを持って全身全霊で頑張りたい」
こう語り、知事選への出馬を表明した石田嵩人氏は福井市出身の35歳。高校まで県内で過ごし、関西外国語大学を卒業後、外務省に入省。専門職の職員としてアメリカやザンビアの日本国大使館などで勤務しました。石田氏は24日付けで外務省を退職しています。
「県政を止めてはいけないという県民としての焦り。人生の最後の時に振り返り、後悔しないような選択をしたいと思った。長いスパンで県政を責任をもって着実に前に進める」と杉本県政を引き継ぎ前進させると語り、公約については後日、発表するとしました。
知事選は1月8日告示、25日投開票で、これまでに共産党の金元幸枝氏と元副知事で越前市長の山田賢一氏が出馬を表明しています。