今年も残すところ1週間となり、福井市にある安田蒲鉾では新年の食卓を彩る正月用かまぼこの生産がピークを迎えています。
安田蒲鉾では、今月中旬から正月用かまぼこの生産が始まり、25日もアルバイトを含む40人以上の従業員が午前4時過ぎから作業していました。
正月用の高級なすり身を製造機械の中に入れると、長い板にかまぼこの形がつくられ、カットされたものが次々と蒸し上がっていきました。
正月用かまぼこも原材料の高騰などで去年より3パーセントから8パーセントの値上げになったということです。
高木淳一専務取締役は「職人が丹精込めて作り上げるものなので、かまぼこを家族団らんのアイテムとして使ってほしい」としています。
こちらの工場では正月用のかまぼこが約40種類あり、製造は今月30日まで続けられます。