警察庁は25日、秋田と岩手でクマの駆除部隊として活動していた他の都道府県の警察官の派遣を終了すると発表しました。
クマによる人的被害が相次いだことを受け、警察庁は緊急的な対応として11月13日から秋田と岩手に他の都道府県警察の部隊を特別派遣していました。
派遣に伴い国家公安委員会規則を改正し、警察官がライフル銃をクマの駆除でも使用できるようにしました。
警察庁によりますと、秋田・岩手それぞれの県警でクマ駆除の態勢が整ったことから、27日以降は他の都道府県からの警察官の派遣を終了します。
秋田県警は11月13日、本部に「クマ駆除対応プロジェクトチーム」を設置し、県外の警察官を含めた4人1組の2チーム体制で活動してきましたが、今後はチームを維持した上で、県警の機動隊員が対応にあたるということです。