ビール大手のサッポロホールディングスは、恵比寿ガーデンプレイスなどの不動産事業をアメリカの投資ファンドなどに4770億円で売却します。
売却するのは、東京都内の「恵比寿ガーデンプレイス」や北海道の「サッポロファクトリー」といった商業施設などを保有している傘下の子会社です。
サッポロホールディングスは主力のビール事業などに経営資源を集中するため、子会社の株式をアメリカの投資ファンド「KKR」などに4770億円で売却すると発表しました。
また、サッポロホールディングスは、2026年7月に酒類事業会社の「サッポロビール」を吸収合併し、社名を「サッポロビール」に変更する予定で、主力の酒類事業に注力したい考えです。