大手企業の冬のボーナスが4年連続でプラスとなり、初めて100万円を超えました。
日本経済団体連合会が従業員500人以上の大手企業の冬のボーナスについて集計したところ、22業種164社の平均額は前の年に比べ8.57%プラスの100万4841円となりました。
100万円を超えたのは、現在の方法で集計を始めた1981年以降で初めてです。
多くの企業の業績が好調だったことや、ボーナス算定の基準となる基本給が上がったことなどが要因だとしています。
また、製造業が3年連続で前の年と比べて10.09%プラスとなる中、円安を背景として業績が好調だった自動車は前の年と比べて17.25%プラスとなりました。
経団連は、ボーナスが夏・冬ともに過去最高の結果となり、賃上げの流れが定着したということがデータでも裏付けられたとしています。