福岡市は24日、職員が積み立てていた準公金約45万円を横領したとして男性職員を懲戒免職処分にしたと発表しました。
懲戒免職処分を受けたのは財政局税務部の29歳の男性職員です。
市によりますと男性職員は博多区役所に勤務していた2023年からの2年間、職員が相互の親睦のために毎月積み立てていた準公金を銀行口座から30回以上にわたって不正に引き出し、一部を横領していたということです。
引き出された金額は約45万円にのぼり、一部を私的に利用していたとみられます。
今年4月に現在の部署に異動しましたが、不正の発覚をおそれて引き継ぎをしないなどの隠ぺい行為もあったということです。
市の聞き取りに対し男性職員は「入出金のうち一部に身の覚えがないものがある」などと話しているということです。
市は被害について警察に相談しています。