上空に寒気が流れ込む影響で九州北部地方は25日から26日にかけて山地を中心に大雪となるおそれがあり、気象台が注意を呼びかけています。
気象台によりますと25日夜から26日午前中にかけて、九州北部地方の上空約1500メートルには氷点下12度以下の寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。
このため福岡県の標高200メートルを超える山地では、26日午前中は大雪となるおそれがあります。
26日午後6時の24時間に予想される降雪量は多いところで
福岡地方の山地 5センチ
北九州地方の山地 5センチ
筑豊地方の山地 5センチ
筑後地方の山地 5センチ
福岡地方の平地 1センチ
北九州地方の平地 1センチ
筑豊地方の平地 1センチ
筑後地方の平地 1センチ
となっています。
また、気圧の傾きが大きくなり鹿児島県の海上では暴風となる見込みで、九州北部地方でも暴風となる可能性があります。
25日から26日にかけて
▽海上 18メートル
▽陸上 12メートル
▽種子島・屋久島地方 20メートル
と予想されています。
さらに26日から27日にかけては平年より低い気温となる予想で、気象台は積雪や路面凍結による交通への影響や電線などへの着雪、農作物の管理に注意するよう呼びかけています。