福井駅西口の恐竜広場に大迫力のサンタがお目見えしました。このサンタ、実は皆さんも良く知る「恐竜」。一年を通して県民に楽しみをプレゼントしてくれた恐竜たちの軌跡を追いました。


萩原聡一朗記者:
「福井駅西口の恐竜広場。クリスマスに合わせて、こちらの2体の恐竜がサンタクロースの衣装に身を包んでいます」
  
福井の名前がつくフクイサウルスとフクイラプトル。この恐竜サンタはクリスマス限定で、県が県民のアイデアを採用し2022年から始めました。今年で3回目です。
   
25日のクリスマスの夜まで見ることができます。
 


そもそも恐竜広場の恐竜たちは、恐竜王国・福井のPRのため、北陸新幹線の県内開業を前に県が設置した3体から始まりました。
   
いまでは駅周辺全体に広がり、25体にまで増えました。多くの観光客が写真を撮る人気スポットになっています。

こうした盛り上がりを受け、県は更なる活用に踏み切りました。
  
10月には、あわら市で開かれた将棋の竜王戦に合わせ、2頭の恐竜による対局を演出しました。これが「福井県の恐竜が将棋はじめる」とSNSで大バズり!投稿は1万9000リポスト、10万いいねを記録しました。
  
そして、対局した藤井聡太6冠と佐々木勇気8段が恐竜広場で会見を開いたことも、竜王戦と恐竜王国・福井のPRに大きく貢献しました。
 


福井県・恐竜戦略室の辻村知哉さんは「恐竜のPRは進んでいる。福井って恐竜でこんなこともやってるんだということを広く知ってほしい。今後はハロウィンなど季節感のある特集もできれば」と話します。
  
来年は恐竜たちがどんな姿を見せてくれるのか、更なる進化に期待です。
         

福井テレビ
福井テレビ

福井の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。