愛媛県西条市の高橋敏明市長のパワハラ疑惑を巡り、市のアンケート調査の中間報告が22日にあり、職員約30人がパワハラを受けたと回答していることが分かりました。高橋市長は「コメントは差し控えたい」としています。
この問題では、西条市の高橋市長が独断で進めていた多目的ホールなどの建設を巡り、国に交付金を申請する過程で職員に対してパワハラ疑惑を議から指摘されています。関係者の話では、複数の職員に対して大声で怒鳴りつけるなどのパワハラ行為があったとする一方、高橋市長は「パワハラの認識はない」との認識を示しています。
この指摘を受け西条市は11月10日から25日の間、全職員約2000人を対象に
アンケート調査を実施。中間報告が市議会の全員協議会で非公開で行われました。
関係者によりますと調査では約1200人の職員から回答があり、このうち約30人が「市長からパワハラを受けたことがある」と回答していたことが分かりました。
また約20人が「市長のパワハラを見たことがある」と回答。「市長のパワハラを聞いたことがある」と回答した人数は250人以上に上ったということです。このほか実名で調査協力すると答えた人も60人程に上っています。
この中間報告に高橋市長は「当事者にあたるのでコメントは差し控えたい」としました。
アンケートの回答を受けて、来年1月中に弁護士2人で作る外部調査委員会が、職員からのヒアリングを実施。西条市は外部調査委員会がまとめた意見書を踏まえ、来年3月に報告書をまとめ公表するとしてます。
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