14日に肺炎のため亡くなった元北九州市長の末吉興一さんの告別式がしめやかに営まれました。
20日午後1時から北九州市内の斎場で営まれた告別式には、親族や関係者など約300人が参列しました。
元北九州市長の末吉さんは、建設省などを経て1987年に市長に初当選し、5期20年に渡り市政の舵を取りました。
鉄冷えで苦境に陥った街のインフラ整備のため、「北九州市ルネッサンス構想」に取り組み、北九州学術研究都市や門司港レトロ地区など市の重要施策の礎を築きました。
式では、現北九州市長の武内市長が弔辞を読み上げました。
「枚挙に暇がないほどあなたの功績と情熱の証が、この北九州市という街のそこかしこに確かな形となって息づいています」
参列者は手を合わせ、故人との別れを惜しんでいました。