天皇陛下はカザフスタンの大統領と面会し、皇居で昼食を共にされました。
18日昼前、陛下は宮殿でカザフスタンのトカエフ大統領を笑顔で出迎えられました。
宮内庁によりますと、約20分間の面会で陛下は大統領に2024年にカザフスタンで発生した洪水のお見舞いを伝えたほか、カザフスタンに面する世界最大の湖・カスピ海について、「水位が急速に下がっていて、洪水という面でも、水不足の面でも深刻なのではないかと伺っています」と述べられたということです。
昼食会でも、大統領の水問題への取り組みについて耳を傾け、陛下は「多くの人が手を携えて取り組んでいかないといけない問題であると考えている」と述べるなど、和やかに懇談されたということです。