プレスリリース配信元:ビースタイルグループ
2026年は「ゆとりできそう」16.3%どまりも、3年連続増加。収入増やす方法は「副業」73.6%~しゅふJOB総研調査~
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は、『家計の状況2025』をテーマに仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:546件)
■調査結果概要
1.2025年の家計「ゆとりあった」16.1%、「苦しかった」47.1%
2.2026年の家計「ゆとりできそう」16.3%、「苦しくなりそう」39.0%
3.2026年の家計のゆとり予測:2025年の家計状況別比較
4.家計のゆとり予測:直近3か年比較
5.収入増やす方法:「ポイントためる」43.0%、「副業(委託・請負)」38.3%
6.収入増やす方法(副業関連ひとまとめ):「副業」73.6%
7.収入増やす方法ランキング(副業関連ひとまとめ) TOP5
8.フリーコメントより
1.2025年の家計「ゆとりあった」16.1%、「苦しかった」47.1%

2.2026年の家計「ゆとりできそう」16.3%、「苦しくなりそう」39.0%

3.2026年の家計のゆとり予測:2025年の家計状況別比較

4.家計のゆとり予測:直近3か年比較

5.収入増やす方法:「ポイントためる」43.0%、「副業(委託・請負)」38.3%

6.収入増やす方法(副業関連ひとまとめ):「副業」73.6%

7.収入増やす方法ランキング(副業関連ひとまとめ) TOP5

8.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
<2025年の家計について「ゆとりがあった」と回答した方>
・これ以上仕事は増やせないので現状で頑張っていきたい(60代:フリー/自営業)
・私が稼いだ分は全て私のお小遣いなので、家計に影響はありません(50代:派遣社員)
・家計は少し大変なので節約をした一年でしたが、ゲーム感覚でやれたのでさほど苦にもならず。気持ち次第ですが(50代:パート/アルバイト)
・今のところ困ってはいないが物価高が止まらないので計画的に使いたいと思う(40代:フリー/自営業)
・子どもの教育資金を貯めたいので、常に家計は引き締めておきたい(30代:派遣社員)
・今のところ余裕があるけど節約したいです(50代:パート/アルバイト)
・共稼ぎじゃないと 家計は火の車(50代:契約社員)
・仕事を増やす等はなかなか難しいので、株などの投資を含めて増やしていければ良いと思う(40代:契約社員)
・物価が高くなってきたけど、家族4人働いているしそんなに苦しくはないかなという感じです(50代:パート/アルバイト)
・現在のところ、夫が負担している額の方が多いので、そこはもう少しサポートをしたいと思っている(50代:派遣社員)
<2025年の家計について「苦しかった」と回答した方>
・コロナ以来苦しいです。安定させたいです(50代:フリー/自営業)
・無駄を無くして節約しながら、副業を増やして収入アップさせたい(40代:パート/アルバイト)
・給与は上がらないが、食費、光熱費が高騰して大変です(50代:派遣社員)
・主人が働いている時はそこそこお給料を頂いていたが退職して年金生活になったら年金額はもらえると言っても現役時代の半分でとても大変です(60代:今は働いていない)
・今どきの株投資やNISAなどやりたいけどそれに投資する余裕がない(50代:パート/アルバイト)
・物価高。何でも高くなって給料も増えてはいるが税金で引かれたりで、やりくりが大変(30代:今は働いていない)
・節約には限度があるため、毎日が悩ましい(50代:パート/アルバイト)
・物価の高騰がとどまるところを知らないのに、給料が上がらない。ジリ貧とはこのこと(40代:今は働いていない)
・家族が多く、米の消費が多いので、米の高騰には頭をかかえる(50代:パート/アルバイト)
・節約するところがもうないのに、タバコをやめない旦那がいる(40代:今は働いていない)
<2025年の家計について「どちらとも言えない」と回答した方>
・現在お金に余裕があるわけではないが困ってもいない。しかし昨今の物価高など将来的に困るのではないかという不安は常にある(40代:パート/アルバイト)
・出費が多い家族なので、個々に節約を心がけなくてはと思っています(60代:派遣社員)
・今年は受験でお金がたくさんかかったので、来年は貯金に回したい(30代:今は働いていない)
・特に苦しくはないが、収入を増やして投資に回したい(40代:派遣社員)
・色々大変な時代ではありますが、節約も楽しんでやっていければなと思います(40代:パート/アルバイト)
・年金生活に入る可能性あり。税金が想像以上に多く、家計の見直しが必要になってきています(50代:派遣社員)
・物価上昇に伴い使える金額が毎年減っている。今後子どもが生まれるので非常に不安(20代:正社員)
・物価高で大変。遊びに回せるお金が減った(60代:派遣社員)
・今後、子どもの成長とともに出費が増えてくると思うので、しっかり現状把握と家計管理をして行かなくてはと感じている(30代:フリー/自営業)
・自分が節約していても家族や娘夫婦に金銭的援助をしなければならず苦しい(50代:パート/アルバイト)
■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より
昨年と同じく、物価高が続いた2025年。仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に「2025年を振り返って、あなたのご家庭では家計の状況はいかがでしたか。感覚に近いものをお教えください」と尋ねたところ、家計に「ゆとりがあった」が16.1%だったのに対し、「苦しかった」が47.1%と3倍近くでした。家計の厳しい状況が伺えます。また、2026年の見通しについて尋ねると、「ゆとりができそう」16.3%に対して「苦しくなりそう」が39.0%でした。2025年の家計を「苦しかった」と答えた人の過半数が、2026年も「苦しくなりそう」と回答しています。ただ、直近3カ年を比較すると、「ゆとりができそう」と答えた人の比率は上昇してきています。家計が厳しいと感じている人は多いものの、期待感は少しずつ高まってきているようです。
さらに、「もしあなた自身が本業以外で家計のために収入を増やすとしたら、どんな方法を選択しますか」と尋ねると「ポイントをためる」と答えた人が最も多く43.0%でした。次いで「副業(長期や短期の業務委託・請負契約)」が38.3%、「副業(タイミーやウーバーイーツなどスポット仕事)」が34.8%と続きました。家計収入を増やすに当たって、スポットワークの存在感が増してきています。副業関連の項目をひとまとめにすると、比率は73.6%に及び圧倒的1位となりました。実質賃金が10カ月連続でマイナスとなる中、物価高に追いつき上回るには、収入を増やす手段が必要です。節約はもう何年も続けてきているだけに、賃上げと併せて副収入を得るための選択肢の必要性がますます高まってきていると感じます。
しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員
◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職
促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ
ム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会
議雇用WG勉強会(平成26年)など
◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、
フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、
ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数
◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、
日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン
ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同
参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:546名(※)
調査実施日:2025年11月18日(火)~2025年11月30日(日)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
※調査対象者のうち、家周りの仕事について「同居家族はいるが主に自分が担当」または「同居家族と自分で概ね平等に担当」のいずれかを選択した人のみを抽出して集計。
※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください(ビースタイルホールディングス 広報 pr@b-style.net)
<しゅふJOB総研について>「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ20万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。

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