ブラウブリッツ秋田が所属するサッカー明治安田J2ですが、2026年のシーズンは特別なシーズンを迎えます。それが「百年構想リーグ」で、ブラウブリッツは「EAST-A」で戦うことが15日、発表されました。「百年構想リーグ」について解説していきます。
Jリーグは2026年から開催時期を大きく変え、春に始まって秋にシーズンが終わるこれまでの春秋制から、秋から始まって春にシーズンが終わる「秋春制」に変わります。今までの開催時期を見ますと、2025年まではおおよそ2月にシーズンが始まり、11月前後に終わる形でした。
2026年からは、8月にシーズンが始まり、冬の12~2月にウインターブレイクをはさんで春にシーズンを終了する形になります。この空いた期間の2~6月に行われるのが「Jリーグ百年構想リーグ」で、1シーズンだけの特別なリーグ戦です。
この「百年構想リーグ」、J1 は20チームが東西の2リーグに分かれるほか、J2の20チームにJ3の20チームを加えた40チームが、4地区に分かれて試合を展開します。
ブラウブリッツ秋田はこの中で、東北のチームが多く集まった「EAST-A」に振り分けられることが決まりました。この地区でホーム&アウェー方式のリーグ戦「地域リーグラウンド」が行われます。
地域リーグラウンドは引き分けがないのが特徴です。勝ちは勝ち点3、同点の場合はPK戦を行って勝ったチームは勝ち点2、負けたチームに勝ち点1が与えられます。通常のリーグ戦とは違った緊張感がありそうです。
百年構想リーグは昇格や降格はありませんが、プレーオフラウンドが準備されています。各グループ1位4チーム、2位4チームといった形で同じ順位同士のチームが対戦し、最終順位を決めます。
大会期間は、地域リーグラウンドが2026年2月7日から5月24日まで、プレーオフラウンドは5月30日から6月7日までとなっています。
2月の雪の多い時期にどのように試合を開催するのかもこれから注目されそうです。