宮城県女川町で12月14日に開かれた年末恒例のイベント、「歳末おながわ水産まつり」。後発地震注意情報と12日の津波注意報を受け、祭りの2日前に急きょ、開催場所の変更を決めました。
実行委員会の鈴木伸輔さんです。
イベントを主催 鈴木伸輔さん
「すり身汁、お湯だけ沸かしたいからさ、ちょっとここで組んじゃおうか」
こちらは去年の映像です。1982年から続くこの祭りは、例年、海の前の広場でやるのがお決まりでした。
しかし、今年は安全面を考慮し、およそ300メートル内陸側に移動し開催となりました。
アナウンス
「津波注意報や警報が出た場合、女川町総合運動公園に、避難していただくようになりますのでご注意いただきたいと思います」
会場には雨の中、町の内外から多くの人が訪れ、買い物をしたり、鮮魚を網ですくったりして楽しんでいました。
仙台から
「来る前にどっちに逃げるか、確認してきました」
富谷市から
「電話して港でやらないで、高台でやると聞いたので、安心してきました」
イベントを主催 鈴木伸輔さん
「けがもなく無事に開催できたということで、それだけが何よりでございます。何があるかわかりませんけれども、安心安全にイベント開催できるように頑張っていきたい」