宮城県女川町にある高齢者施設です。自分で歩くことができない人など50人が生活しています。
入居者
「地震がきて心配しているのは、ここから出るのが怖い」
災害時、限られた人数で対応することに、施設だけでは限界があると感じていました。
特別養護老人ホームおながわ 齋藤俊園長
「物理的に無理というか、人の労力的に無理というか…」
施設は町から福祉避難所に指定されていて、災害時には利用者以外にも、支援を必要とする人を受け入れることになっています。
今回の後発地震注意情報をきっかけに、改めて、命を守る備えには行政の協力が必要不可欠だと指摘します。
特別養護老人ホームおながわ 齋藤俊園長
「もしもの時は要援護者、障がい者の受け入れが必要なってくる。地域の協力とか、行政の協力がないと運営していけない」