三重県鈴鹿市の解体工事現場で15日、作業員の男性が土砂の生き埋めとなり、病院で死亡が確認されました。
警察や消防によりますと、15日午前9時過ぎ、鈴鹿市寺家町の結婚式場だった建物の解体工事の現場で「男性が作業中に土砂に埋まった」と、同僚から119番通報がありました。
およそ30人の消防隊員が出動して、およそ3時間後に名古屋市の会社員・鬼頭幸志さん(64)を救出しましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
鬼頭さんが深さおよそ3メートルの穴に入り、杭を撤去する作業をしていたところ、周りの土砂が崩れたとみられていて、警察は業務上過失致死の疑いも視野に調べています。