長崎県諫早市で7カ所目となる産業団地の造成工事を前に、15日、安全祈願祭がありました。
企業誘致の新たな受け皿として期待が寄せられています。
安全祈願祭には、大石知事や諫早市の大久保市長、工事の関係者など約70人が出席しました。
市は約12haを分譲する予定で、約51億円かけて造成を進めます。
「諫早平山産業団地」は、諫早市の小栗地区に造られます。
栗面ICの近くで交通アクセスがよいとあって、向かいの南諫早工業団地は分譲開始から約3年で完売。
大手電子部品メーカー「京セラ」の工場は、2026年にも操業を始める予定です。
大石 賢吾 知事
「地元にいながら世界を相手に大きな仕事ができるチャンスが生まれてきている」
製造業の拠点として、諫早市は今後、半導体関連産業を中心に航空機やロボットなどの関連企業を誘致したい考えです。
諫早市 大久保 潔重 市長
「地域経済を伸ばして県政の経済を引っ張っていくような場所になるよう頑張っていきたい」
約700人の雇用を見込んでいて、市は、県と連携しながら交通や住まいの整備も進めたいとしています。