お正月まであと半月、2026年の年賀はがきの受け付けが、15日朝から全国で始まりました。
東京・千代田区の郵便局では、ポストに年賀状専用の差し出し口が設けられ、朝から早速、投函(とうかん)に来る人の姿が見られました。
投函に来た人からは「15日に必ず出すと毎年決めている。SNSは受け取りが薄いと思っていた。紙だと一枚一枚思いを込めて見られる。手に取る重みがある」「30通あるかどうか。減ってはいる」といった声が聞かれました。
日本郵便によりますと、年賀はがきの発行枚数は2004年の44億5000万枚をピークに年々減少していて、2025年は2024年より3割ほど少ない7億5000万枚となっています。
こちらの郵便局では幼稚園児を招いてイベントを開き、園児たちは年賀はがきをシールでデコレーションするなど、思い思いに仕上げてポストに投函しました。
「きょうから年賀状出せます!」という幼稚園児たちのかわいい呼びかけが、年賀状離れの“歯止め”になると良いですね。
なお、日本郵便では、年賀はがきが元日に届くためには、25日ごろまでに投函するよう呼びかけています。