岡山県内の中学3年生を対象にした1回目の進学希望調査の結果がまとまりました。県立全日制高校への進学希望者数、平均競争倍率ともに、過去最低となっています。
岡山県教育委員会によりますと、12月1日時点、県内の中学3年生1万6745人のうち99.1%にあたる1万6589人が進学を希望しているということです。
このうち、県立全日制50校への進学を希望しているのは66.1%で、全体の平均競争倍率は1.03倍と過去最低となりました。
最も倍率が高かったのは岡山工業高校の情報技術科で1.75倍。次いで西大寺高校の商業科で1.71倍。
岡山朝日高校や津山高校など34校53科1コースでは定員割れとなっています。
一方、私立の全日制への進学希望者は19.5%と過去最高となっています。県教委は、私立高校の授業料無償化の取り組みなどが影響しているのではないかとしています。