2010年の年末に鳥取県江府町のスキー場で発生した雪崩事故の犠牲者の慰霊式が12月9日に営まれ、参列した町長らが雪のシーズンの安全を改めて誓いました。
慰霊式は江府町の奥大山スキー場で営まれました。
雪崩が発生した現場を望むゲレンデに建てられた慰霊碑を前に、白石町長など参列者が黙とうをささげたあと、花を手向けて4人の犠牲者を追悼…雪のシーズンの安全を改めて誓いました。
この事故は15年前の2010年12月31日に発生。
ゲレンデをパトロールしていた男性4人が雪崩に巻き込まれ、死亡しました。
奥大山スキー場は2019年から営業を休止していますが、事故の教訓を伝えるため、毎年慰霊祭が営まれています。
江府町・白石町長:
4人の方がお亡くなりになったことを私たちは忘れてはいけないと思います。気を抜かずに、絶えず安全、安心に気を配って行政を進めてまいりたい。
町は慰霊祭を2026年以降も続け、記憶の風化を防ぎ、雪の事故防止につなげたいとしています。