アメリカのヘグセス国防長官は、国防総省の主要な取り組みの1つとして「中国の抑止」を掲げたうえで、「台湾をめぐる現状を変えようとしているわけではない」と説明しました。
ヘグセス国防長官は6日、国防総省の主要な取り組みの1つとして「中国の抑止」を掲げ、「同盟国とインド太平洋地域で十分な軍事態勢を整え、増大する中国の勢力に均衡をもたらす」と述べ、「中国の成長を阻害しようとしているわけではない。支配したり屈辱を与えようとしているわけでもなく、台湾をめぐる現状を変えようとしているわけでもない。インド太平洋地域における我々の利益は重大だが、範囲は限定され合理的だ」と説明しました。
また、アメリカは「アメリカ国民の安全と自由、幸福の追求のためのみに戦う」としたうえで、同盟国に防衛費の増額を求めることを強調しました。