市街地やショッピングセンターにクマが出没…クマに出会った時に注意するポイントとは?
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市街地やショッピングセンターにクマが出没…クマに出会った時に注意するポイントとは?

  • 石川県のショッピングセンターにクマが出没
  • 全国的にクマの目撃情報が増加
  • クマに出会った時に注意するポイント

佐々木恭子アナウンサー:
10月20日の「それ!が知りたい」のテーマは「ショッピングセンターにまで…人間とクマの関係に何が?」。

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石川県のショッピングセンターにクマが出没

佐々木恭子アナウンサー:
2020年はクマのニュース本当に多いです。10月19日、石川県・加賀市でもショッピングセンターにクマが立てこもった。クマにしてみれば居続け、14時間後に駆除されるというニュースがありました。

加藤綾子キャスター:
10日19日の番組内でも何度か中継つないでお伝えしていましたが、まさかショッピングセンターにというのは驚きでした。

佐々木恭子アナウンサー:
実際に石川県では2020年、クマの目撃情報や痕跡情報が大変増えています。2020年の10月13日時点で痕跡情報が462件。2019年の痕跡情報の418件と比べても10月13日時点で上回っています。

佐々木恭子アナウンサー:
このように増えている理由は、実際には石川だけでなく全国他の地域でも増えています。新潟で10月に入って70代の女性、秋田でも80代の女性が襲われて死亡するという痛ましい話が増えています。

加藤綾子キャスター:
ニュースでもお伝えする機会が多いですよね。

クマの目撃情報が増えた3つの理由

佐々木恭子アナウンサー:
どうやらこれまでのクマに対する常識が変わっています。2020年はなぜクマの出没、そして被害が多いのか。クマの生態に詳しい岩手大学の青井俊樹名誉教授に伺いました。ポイントを3つがあるという。

佐々木恭子アナウンサー:
1つ目は生息域の拡大です。クマは冬眠前になると、どうしても好物のドングリやクリを大量に食べたくなります。しかし2019年や2020年は不作だったので好物を求めて生息域、行動範囲が広がっています。石川県でもこれまでクマがいなかったといわれていた能登半島でも目撃情報が増えている。

佐々木恭子アナウンサー:
そしてポイントの2つはクマのベビーブームの影響があります。2018年、好物のドングリは大変豊作だったのでクマにベビーブームが起きてしまった。ちょうどそのとき生まれたクマが2歳に育って成長したクマが動き回って目撃が相次いでいる。

加藤綾子キャスター:
2歳といっても大人のクマと考えていいですよね。

佐々木恭子アナウンサー:
そして3つ目は新型コロナウイルスの影響があります。やはり新型コロナウイルスの影響で人は外に出なかったり、学校も休みが続きました。そうすると人里に降りても人との遭遇がなくなりますので、あまり人を恐れなくなったという可能性もあります。

さらには過疎化などで果物がなったような木でもそのまま放置されていることもあるので、山に戻らず、人里近いところに居続けている可能性もあるという。

加藤綾子キャスター:
今回はショッピングセンターまで行って市街地にまで降りてきたというところが、なぜかということですね。

佐々木恭子アナウンサー:
熊の行動パターンは川や側溝をたどりながら行動範囲を広げていくという特性があるという。ショッピングセンターも近くに川があって、辿りながら迷いこんでそのまま居続けてしまった。クマは行動範囲が広いので、歩いているうちに市街地に辿りついて居続けたという感覚ではないかということです。

加藤綾子キャスター:
餌を探しているうちに市街地にまでたどり着いてしまったということかもしれないですよね。

キャノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦さん:
大きな話として人間・人類の歴史は野生生物とどう共存するかですよ。今までの主流はやっぱり環境保護、動物愛護ですが、実際にクマと共存しなきゃいけない人々が住んでおられて大変苦労されているわけだから綺麗事では済まないと思います。

加藤綾子キャスター:
長いスパンで考えると、どういう対策が必要なのか考えなければいけないですよね。

佐々木恭子アナウンサー:
一番のクマと人がちゃんと棲み分けができたらいいでしょう。

加藤綾子キャスター:
なかなか食べ物がないという状況があるってことですよね。

佐々木恭子アナウンサー:
山などもなかなか手入れが行き届かなくてその境目が、曖昧になっているのも一つの要因ではないかという指摘もあります。

クマに出会った時に注意するポイント

佐々木恭子アナウンサー:
実際に私たちクマに出会ってしまったらどうしたらいいのか。まず音の出るものなどを身につけて出会わない工夫をするということです。しかし出会ってしまったら、大声を出したり背を向けて逃げてはいけません。クマを驚かしてしまいます。静かに後ずさりで離れるのがいいということです。

佐々木恭子アナウンサー:
さらに果物はすぐにそのままにせずに収穫する。ペットフードも大好物なので、放置せずにその都度ちゃんと片付ける。夜や早朝に行動が増えるということがあったのですが日中でも24時間警戒をすることが大切だということです。クマは11月下旬ごろには冬眠しますのであと1カ月間は要警戒で必要です。

(「イット!」10月20日放送分より)

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