アメリカのトランプ大統領は3日、前日に行われたウィトコフ特使とロシアのプーチン大統領の会談について、「良い協議だった」と述べ、ロシアとウクライナの和平協議を継続する考えを強調しました。
トランプ大統領:
クレムリンが何をしているかは分からないが、プーチン大統領との会談はかなり良いものだった。これから明らかになるだろう。
2日にモスクワで行われたロシア側との協議は5時間以上に及びましたが、妥協点は見いだせず、平行線に終わりました。
トランプ大統領は4日、記者団に対し、「双方の合意が必要だ」と述べ、ロシアとウクライナ双方の隔たりを埋めるため協議を続ける意向を示しました。
こうした中、AP通信は、トランプ政権高官の話として、ウィトコフ特使が4日に南部フロリダ州でウクライナ側のウメロフ国家安全保障・国防会議書記と改めて協議を行う予定だと報じました。
プーチン大統領との会談を踏まえ、和平案の調整を進めるものとみられます。