仙台市議会の12月定例会が開会し、市は物価高対策のため全市民を対象にしたみやぎポイントの付与や、水道料金の減免などを盛り込んだ総額207億円あまりを増額する、一般会計補正予算案を提出しました。
仙台市 郡市長
「生活者、事業者に向けた幅広い物価高騰対策を実施することに加え、ツキノワグマ対策に要する経費について予算を計上した」
仙台市が2日提出した補正予算案には、物価高の対策費だけで76億円あまりが盛り込まれました。
具体的には、全市民を対象にみやぎポイント3000円分を支給する費用として、15億5000万円が計上されました。来年1月をめどに給付される予定です。
また、水道料金の基本料金2カ月分、あわせて4300円程度を減免する事業に、21億5200万円が盛り込まれました。
一方、クマ対策として、人の生活圏に近づく要因となる樹木の伐採などに、2億3000万円が計上されました。
仙台市議会の12月定例会は、12月17日まで開かれます。