吉野ヶ里町では現職が続投を表明です。来年4月の任期満了に伴う吉野ヶ里町長選挙に、現職の伊東町長が再選を目指し立候補する意向を表明しました。伊東町長は元課長への発言がパワハラに認定され進退が注目されていました。
【吉野ヶ里町 伊東健吾町長】
「やっぱりもう一回住民に審判をしていただく。ここは大事なこと。ここで辞めたらパワハラで辞めたということをずっと背負って生きなくてはいけない。それだけはしたくない。負けても勝っても住民の審判を仰ぐ」
伊東町長は吉野ヶ里町出身の78歳。
2018年4月の町長選で初当選し現在2期目です。
2日の町議会の一般質問で3期目を目指すと表明しました。
また、町の元課長の死亡をめぐり、弁護士で作る第三者委員会が元課長への町長の発言をパワハラ認定したことについて、「住民の審判で私が必要ないということならいさぎよく辞める」と述べました。
一方、町長選をめぐっては新人で経営コンサルタントの中堀博智さん39歳もすでに立候補の意向を固めていて選挙戦となる見通しです。
【吉野ヶ里町長選立候補の意向固める 中堀博智さん】
「30年後、自分たちの3人の子供が胸を張って生きていけるのかと考えたときにそこに絶対に大丈夫だという自信が持てなかった。そうであれば未来を憂うのではなく、我々現役世代が責任を持ってそこにコミットするべきだと思い今回立候補した」
中堀さんは1月出馬会見を行う予定です。
吉野ヶ里町長は来年4月に任期満了を迎え町長選挙が予定されています。