中国の訪日自粛呼びかけを巡り、金子国交相は中国について「インバウンド政策上、重要な国だ」との認識を示しました。
金子国交相:
中国は訪日客数、消費額ともに上位を占めており、インバウンド政策上重要な国の一つと認識している。
台湾有事に関する高市首相の答弁に反発し、中国政府は11月14日、中国国民に対して訪日自粛を呼びかけました。
金子国交相は28日朝の閣議後の会見で、訪日自粛を受け、日本国内では一部のビジネスホテルや地方の旅館で団体客のキャンセルが発生するなどの影響が出ていることを明らかにしました。
ただ、詳細については「政府間で交渉している状況」として言及を避け、「早く通常の状況に戻っていただきたい」と述べるにとどめました。