サッカーJ3の松本山雅は11月28日、早川知伸監督が契約満了に伴い退任すると発表しました。

早川監督は2023年からコーチとして山雅に入り、2025年から松本山雅FCの監督を務めました。

松本山雅FCは今シーズンはプレーオフ進出を逃してJ2昇格の可能性が消滅し、J3に降格してからワーストの6連敗を喫するなど、苦戦が続いています。

早川監督は「『昇格』のミッションを強い覚悟と責任で臨んだシーズンではありましたが、このような結果、成績になってしまったこと、すべての責任は自分にあると感じております。松本で過ごした3年間は、本当に最高の時間でした」などとコメントしています。

松本山雅は「後任の監督については現在交渉中で、決まり次第発表する」としています。

■早川知伸監督コメント

松本山雅FCを支えてくださった全ての皆様へ

2025シーズンをもって退任することになりました。

今シーズンは、『昇格』のミッションを強い覚悟と責任で臨んだシーズンではありましたが、このような結果、成績になってしまったこと、すべての責任は自分にあると感じております。

心よりお詫び申し上げます。

大変申し訳ございませんでした。

1つだけ心残りと言えば、最後のホームゲーム4試合をサンプロ アルウィンで開催ができなかったことです。

聖地アルウィンでの試合は、やはり特別なものです。

あの雰囲気、素晴らしい景色、そして『One Soul』と響く、最高の応援の前で試合ができることは本当に幸せなことでした。

そのアルウィンで試合ができることが当たり前と思っていましたが、使用できなくなったことで、あらためてアルウィンの素晴らしさに気づくことができました。

今シーズン、松本山雅FCを支えていただいたファン、サポーター、そしてパートナー企業の皆様、ボランティアの皆様、そして地元松本で応援してくださった皆様には、大変感謝しております。

本当にありがとうございました。

松本で過ごした3年間は、本当に最高の時間でした。

今後の松本山雅FC の発展と、またいつの日かアルウィンが満員になる日を願っています。

ありがとうございました。

長野放送
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