11月28日の朝、北海道豊富町にある中学校のグラウンドにクマ2頭がいるのが目撃されました。
中学校は教職員が巡回するなどの対応を取り、通常通り授業を行っています。
クマの目撃があったのは豊富中学校の校舎の北にあるグラウンドです。
午前7時20分ごろに2頭のクマを出勤中の教職員らが目撃し、警察に通報しました。
クマの大きさは分かっていないものの、大きさに差があったことから親子グマとみられています。
クマの目撃直後に生徒の登校が控えていたことから、中学校は通学路や学校付近で教職員を配置。
生徒が単独で登校しないよう巡回指導するなどの対応を取り、通常通り授業を行っています。
中学校によりますと、放課後は教職員による見守りは続けつつ、部活動や生徒会活動などは中止し、生徒を下校させるとしています。
また生徒の送迎を保護者に要請し、徒歩で帰宅する生徒には複数人で集団下校を指導。スクールバスは通常通り運行させる予定です。
警察によりますと、クマは2頭とも立ち去ったとみられています。
中学校付近では夏にもクマの目撃があり、警察、役場、学校が連携し警戒にあたっています。