警察庁が特別監察の中間報告を行いました。一方、佐賀県弁護士会は緊急会見を開き、県警の内部調査のずさんさを指摘し、改めて第三者による調査を求めました。
【出口聡一郎会長】
「あまりにもずさんと言わざるをえない」
警察庁による特別監察の中間報告で検察庁に送られた鑑定結果の件数が県警がこれまで公表していた数と異なっていたことを受け、県弁護士会の出口会長は「警察に把握できないわけがなく、調査結果を鵜呑みにさせれていた」と厳しく批判しました。
【県弁護士会 出口聡一郎会長】
「あえて隠ぺいしていたのか、あるいはあまりにも捜査・調査がずさんだったのか、そのどちらかしかない」
また、警察が「第三者の立場」とする公安委員会の調査を経ても誤りがあり内部調査には信憑性がないとして、透明性を持った第三者による調査の必要性を訴えました。