佐賀市は、市立小中学校の体育館への空調整備に向けた調査などを含む12月の補正予算案を発表しました。
佐賀市の12月の補正予算額は6億円あまりで補正後の予算総額は、1166億1900万円となっています。
このうち、学校体育館への空調整備に向けた調査を実施するとして約500万円を計上しています。
この事業は、近年の気候変動により、夏の熱中症対策として子供たちの学習の場や災害時の地域の避難所となる市内の小中学校の体育館に空調設備を導入するための調査を行うものです。
市内・49の体育館を対象とし、来年2月から7月にかけて電気・ガスなどの整備方式の検討や各施設の現状やコスト試算などの調査を実施するということです。
このほか、来年9月で廃止となる佐賀市と久留米市を結ぶ民間バス路線「江見線」について沿線の3市町が共同で運営すると発表しました。
運転士不足を理由に廃止となることが決まっていた「江見線」は、利用者へのアンケートにより通勤・通学などに利用する人が多く日常生活に欠かせない路線であると判明しました。
市は、12月下旬に沿線である神埼市・みやき町と運行に関する協定を締結し、来年10月1日から3市町共同で運行を開始する方針です。
佐賀駅バスセンターから西鉄久留米駅を運行区間とし、車両はノンステップバス2台を使用する予定です。