札幌市中央区の円山公園付近で11月25日夜、クマが目撃されました。
これまでに明確な痕跡は見つかっていませんが、警察が付近をパトロールするなど、警戒が続いています。
クマが目撃されのたは、札幌市中央区宮ヶ丘の円山公園坂下野球場付近です。
11月25日午後10時20分ごろ、車を運転していた60代の男性が、道路を横断するクマ1頭を目撃し、警察に通報しました。
男性は西から札幌市街方面に走行中、約10メートル先を体長約80センチのクマが野球場側から北に横断する姿を目撃したということです。
車との接触はなく、男性にケガはありませんでした。
通報を受けた警察が付近をパトロールしましたが、クマの痕跡は見つからず、これまでに被害の報告もないということです。
円山公園は、隣接する円山動物園や周辺でクマが出没したため、札幌市が11月11日から閉鎖していました。
25日午前の最終確認で公園内にクマの痕跡が見られなかったことから、同日午前10時に閉鎖を解除し、2週間ぶりに全面開放されたばかりでした。
警察は札幌市と連携し、警戒活動を続けるとしています。