アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴ動物園で、推定141歳とされるガラパゴスゾウガメが死にました。
ロメインレタスやサボテンの実が大好物だったというメスのガラパゴスゾウガメ「グランマ」。
“グランマ”は英語で“おばあちゃん”を意味し、その名の通り、長年愛されてきました。
園によりますと、グランマは1930年ごろに動物園に迎えられ、温厚で恥ずかしがり屋な性格から、長年にわたり来園者やスタッフに親しまれてきました。
グランマの推定年齢は141歳で、近年は高齢による骨の病気が進行していて、医療チームがこれ以上苦しませないために安楽死させる判断をしたということです。
動物園はSNSで「彼女の物語は園の歴史に深く織り込まれ、スタッフや来園者など世代をつなぐ糸のような存在だった」と追悼しています。